上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top ▲
オープンソース・ライセンスは、ソフトウェアの自由(software freedom)とコミュニティで称されているものをすべての人に約束する。自由(freedom)という言葉は、感情的には満足できるものだが、混乱を招いてもいる。
 
自由(freedom)は、ロースクールでは重要なテーマだ。憲法の授業の中では、米国憲法修正第1条の「言論の自由(free speech)」などの項目として登場する。ところが、ビジネスにかかわる契約法、不法行為法、あるいはソフトウェア・ライセンスといった話題においては滅多に「自由(freedom)」はトピックとしては登場しない。ロースクールの知的財産権に関する授業では、著作権及び特許権が扱われ、知的財産の権利者に法的に認められている独占については教えられるものの、「自由(freedom)」については講義されない。結果として、ソフトウェア・ライセンスの法律用語において、「自由(freedom)」という言葉をその意味を失わずに統合することができるやさしい概念の土台が存在しない。例えば、ソフトウェア・ライセンスで使用される「自由(free)」という言葉は、「無償(free of charge)」または「不具合がないこと(free of defects)」という使用例に見られるように、通常は「ゼロ」であることを意味する。オープンソースでは、このような意味では使用されない。
 
「ソフトウェアの自由(software freedom)」を定義することは可能だ。フリーソフトウェア財団(Free Software Foundation)は、必要な4種類のソフトウェアの自由(Software freedom)を列挙している。
①目的を問わずソフトウェアを動作させる自由
②ソフトウェアがどのように機能するかを研究し、あなたの必要性に応じて採用する自由
③ソフトウェアの複製物を再頒布する自由
④ソフトウェアを改良し公にその改良を頒布する自由
 
現在、異なるソフトウェア・ライセンスの多くによって、上記が満たされている。GPLそしてBSDライセンスという1980年代後半に出現した最初のオープンソースも、上記4種類の自由を満たしている。ただし、それぞれのライセンスで全く方法は異なる。
 
プロプライエタリ・ライセンスによってソフトウェアを提供する企業には、BSDライセンスによって提供されるソフトウェアの自由は好むが、GPLによって提供されるソフトウェアの自由を嫌悪し恐れる企業もある。もう一度言うが、自由(freedom)という概念自体は、オープンソース・ライセンスを理解するための周辺的な一助にしかならない。
>>「2. オープンソースの定義」へ
スポンサーサイト
2008.03.11 Tue l 第1章 自由とオープンソース→1. 自由という言葉 l COM(0) TB(0) l top ▲

コメント

コメントの投稿












       

トラックバック

トラックバックURL
→http://opensourcelaw.blog18.fc2.com/tb.php/7-1e91a142
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。