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1. テンプレートとしてのCPLライセンス
 
IBM社は、長期に渡りオープンソース・コミュニティに参加している。IBM社が他の主だったソフトウェア会社とともに、Linuxプロジェクト、Apacheプロジェクト、およびその他の多くのオープンソース活動に関与していることは良く知られている。また、IBM社は、自社の商業用オープンソース・ライセンスであり、Open Source Initiativeが承認した多くのベンダー独自のライセンスの1つである、IBM Publicライセンスを持っている。
 
しかし、IBM社は、他の会社が使用できるライセンスも必要とした。それは、IBM社やそのほかの会社が使用または販売するのに役に立つオープンソース・ソフトウェアを頒布する会社のためのライセンスであって、自分たちを脅かす不明確なライセンス条項がないライセンスだ。IBM社の弁護士は、テンプレート・ライセンスになるように、Common Publicライセンス(CPL)を設計した。テンプレートは、CPLが「付随するプログラム」に適用される(CPL1段落)という形で機能する。これにより、「プログラムがどのようにライセンスに付随するのか?」という興味深い問題が生じる。
 
ひとつの方法は、インストール前または最初に使用する前に承諾をしなければならないシュリンク・ラップ・ライセンスまたはクリック・ラップ・ライセンスを使う方法だ。説明したように、ソフトウェアにアクセスするには物理的に承諾の表明が必要となり、そのプロセスが、付随するライセンスが読める状態にあったことの証拠となる。しかし、その承諾のあとに、そのライセンスとソフトウェアが別々にされて、1つがインストールされ、もう1つが捨てられてしまうということはないだろうか?ソフトウェアの複製物を受け取った者がそれにどのライセンスが適用されるか覚えておく良い方法があるだろうか?
 
CPLには、この疑問に明確な答を出していない。ただ、ライセンスの複製物が本プログラムの各複製物に含まれていることが必要とされている(CPL3条)。
 
プログラムのソースコードにライセンス声明を含めるという、GPLに記載されているテクニックが最も有益なのは明白だ。そのようなライセンス声明は著作権表示のすぐに後に置くこともできる。このテクニックはCPL付随するという文言と合致する。
 
著作権表示が残る限り、そのライセンスの表示はソースコードとともに残るだろう。
 
コントリビュータは、本プログラム中に含まれたいかなる著作権表示も、除去または改変することはできない。(CPL3条)
 
 
>>次項「2. 余談-よく出来たライセンスとは」へ(ここをクリックすると飛びます。)
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2008.07.30 Wed l 第8章 CPLライセンス→1. テンプレートとしてのCPL l COM(0) TB(0) l top ▲

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