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オープンソース・ソフトウェア は、今や私たちの社会に不可欠な存在となりました。ソフトウェアの単体での利用はもちろん、携帯電話、デジタルカメラ、カーナビゲーション、デジタルTVといった電気製品に組み込まれる形での利用ももはや一般的になりました。
 
しかし、オープンソース・ソフトウェアは「知的財産権」や「ライセンス」といった法的な仕組みを基礎としているにもかかわらず、残念ながら日本では、その仕組みは必ずしも正確に理解されていないように思います。それは、オープンソース・ライセンスについて法律家が分かりやすく説明した日本語の文献が少ないことが原因のひとつではないかと考えました。
 
そこで、我々は、この分野の第一人者である法律家、ローレンス・ローゼン氏の本書(原題:Open Source Licensing - Software Freedom and Intellectual Property Law)を翻訳しようと考えました。本書は、オープンソースに関わる法律問題を基礎から応用まで分かりやすく説明した書籍で、ローゼン氏が担当したスタンフォード大学ロースクールの「オープンソース法」(2006年)の授業の教科書にも指定されていました。
 
本書は中立的にオープンソースについて述べていることも特徴的です。オープンソース・ソフトウェアとプロプライエタリ・ソフトウェアとの両者に利点・欠点があることを認めつつ、「どのオープンソース・ライセンスを使用するか戸惑っている友人、オープンソース・ソフトウェアを頒布する人々、オープンソースのビジネスへの影響を理解したい人のため」に、知的財産権の基礎知識から具体的な各ライセンス条項の解釈に至るまで、実務的な観点から中立的な解説がなされています。
 
本書は基本的に米国法を前提として書かれていますが、そもそもオープンソース・ソフトウェアには米国法が適用される場面が多いので、その内容を理解しておくことは不可欠といえるでしょう。また、オープンソース法の根本となる考え方は日本法でも米国法の場合と同様なので、本書の内容を理解することは日本法の理解を深めるためにも有益だと思います(実際、本書の説明の中で日本法か米国法かで具体的内容が異なる場面はそれほど多くありません。)。
 
原則として本書の出版時(2005年)の内容から変更を加えずに翻訳しています。新しいバージョンのライセンスが出されているものもありますが、オープンソース法の本質を理解するには特段の支障はないと思っています。
 
本書の翻訳が皆様のオープンソース法の理解の一助となれば幸いです。なお、本書の翻訳に際しては、原書の著者であるローゼン氏をはじめとして、様々な人々の助言を頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。 
翻訳者一同
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2008.03.11 Tue l ようこそ!(はじめにお読みください)→翻訳者からのご挨拶 l COM(1) TB(0) l top ▲

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2011.06.08 Wed l . l 編集

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