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8. CPLライセンスの保有権
 
 
これまでライセンスされるソフトウェアの保有権に関して書いたが、ライセンス自体の保有権についてもコメントをしなければならない。また、私たちは著作権のある知的財産権(すなわちライセンス)の保有権と、そのライセンスの複製物の所有権とを区別しなければならない。
 
 [コントリビュータ]がソフトウェアをCPLに従って[受領者]へライセンスするとき、ライセンスの新しい複製物が作成され、当事者の契約の条項が当事者を拘束する。IBM社(CPLの著作者であり著作権者)は、明示的に皆がそのライセンスの複製物を作成することを許諾しているが、ライセンスの派生的著作物を作成する権利は留保している。
 
皆がこの[契約]の複製物を複製し頒布することは認めるが、不統一を避けるため、[契約]には著作権があり、以下の方法によってのみ改変できるものとする。(CPL7条)
 
CPLの派生的著作物を作成する権利は、はじめは[契約の管理者]であるIBM社が持っている。著作権法がCPLライセンス自体を保護するので、あなたが将来のライセンサーから提供されるCPLのバージョンは[契約の管理者]が付与したものであるとあなたは安心することができる。
 
CPL[契約の管理者]CPLの新しいバージョンを公表した場合にどうなるかを説明している。
 
本プログラム([貢献部分]を含む)は、いつもそれが受領されたバージョンの[契約]に従って頒布できる。さらに、[契約]の新しいバージョンが公表された後は、[コントリビュータ]は、新しいバージョンに従って本プログラム([貢献部分]を含む)を頒布することを選ぶことができる。(CPL7条)
 
[コントリビュータ]は新しいCPLを「選ぶことができる」のであって、必ず選ばなければならないわけではないことに注意してほしい。
 
これらの理由により、どのライセンスを使用したかという観点だけでなく、どのバージョンのライセンスを使用したかという観点からも、ソフトウェアの動きを追うことが重要だ。自分の権利と義務を知るためには、適切に記録を残しておくことが不可欠だ。
 
(第8章終わり)
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2008.11.22 Sat l 第8章 CPLライセンス→8. CPLライセンスの保有権 l COM(0) TB(0) l top ▲
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