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16. 知的財産権保護の例外
 
ソフトウェアに含まれているすべてが著作権及び特許権の保護対象というわけではない。双方で保護されないソフトウェアを書くことも可能だ。ここでは2つの重要な例外を記載する。
 
(1) 著作権法の保護を用いて、ソフトウェアのベースになっているアイディアを他人が実行することを禁止することはできない。著作権は表現だけを保護する。もし、ソフトウェアの中にあるアイディアが1つの方法でしか表現できない内容である場合、特許権で保護されない限り、誰でもソフトウェアを複製することができる(営業秘密による保護も考えられるが、オープンソースとして公開されてしまったソースコードには適用されないだろう。)。
 
(2) ソフトウェアの中に含まれているアイディアを実行している誰かに対して特許権を行使するためには、出願の上、有効な特許権を取得しなければならないが、その手続きは高価で困難なことがある。特許権の有効性は裁判で争うことができる。ソフトウェアの著作者が特許権を保有しないときは、誰の許可も得ずに同じ内容のソフトウェアを単独で(誰の作品も参照せずに)最初から書くことができる。
 
これらの著作権と特許権等の例外は、しばしば知的財産訴訟で重要になる。ソフトウェアの著作者は、著作権または特許権の形で自分が知的財産を保有すると主張するのが常だが、最終的には裁判所でそれらのソフトウェアが保護されない上記の例外に当たらないことを証明しなければならない可能性がある。オープンソースの訴訟については第12章で詳細に説明する。
 
>>「第3章 ソフトウェアの頒布 1.コントリビュータとディストリビュータ」へ
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2008.03.26 Wed l 第2章 知的財産→16. 知的財産権保護の例外 l COM(0) TB(0) l top ▲
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