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8. 独占的な複製権の例外
 
著作物の複製物を作成する、あるいは作成しないという、著作権者の有する独占的権利には2つの重要な例外が法律で定められている。これらの例外はコンピュータ・ソフトウェアにのみ適用され、この技術の独特の性質を表している。
 
まず、ソフトウェアがコンピュータ・ディスクまたはメモリに複製された場合のみソフトウェアはコンピュータで使用されうるということは、誰もが分かっている。そこで、ソフトウェアの複製物を権限を持って所有する者には、「機械と関連して」、ソフトウェアを「使用するために不可避のステップとして」ソフトウェアを複製する権利を与えられる(米国著作権法第117条)。この例外がなければ、ソフトウェア・プログラムをコンピュータ・ショップから購入した者がハードディスクとメモリにそれを複製するためには追加のライセンスが必要となり、購入したプログラムを単に走らせることを望む人々に、明らかにばかげた負担を課すことになる。
 
次に、ソフトウェアはアーカイブ目的でバックアップが取れる場合のみ有効に機能する。そこで、コンピュータ・ソフトウェア(の複製物)を権限を持って所有する者は、アーカイブコピーをする権利が与えられている。但し、当該アーカイブコピーは、コンピュータ・ソフトウェアの継続した所有が「権限を終結した」場合には破棄されなければならないとされている(米国著作権法第117条)。
 
これらの限定的な例外は、高速複製機を利用する余地を認めたものではない。これらの例外は、複製物の権限ある所有者、つまり著作権者からライセンスを得た者のみに適用される。著作権者の複製物に関する独占的権利に対するこれらの法律上の例外は、上記の限定された目的以外のために複製することを正当化するものではない。
  
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2008.03.24 Mon l 第2章 知的財産→8. 独占的な複製権の例外 l COM(0) TB(0) l top ▲
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